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2019年2月4日 / 歳深み

豆まき

久しぶりの匿名希望 🐕ワンタンメン🐕 です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

早いもので、もう2月、如月、あと330日あまりでまた、新年を迎えることとなります。

暦ももう立春を迎え、春~になるんですね。

そうそう、その前には節分がありますね。
節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。
ところが、日本では立春は1年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。

そもそも何で節分に豆まきかと今更ながら疑問です。そこで小さい海馬の私はちょっと調べてみました。
節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということらしいです。

ご多分に漏れず当施設通所介護「歳深み」及び「庵 雅楽」でも豆まきをさせていただきました。


豆まきに使う豆は炒った豆でなくてはなりません。なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。「炒る」は「射る」にも通じ、また、鬼や大豆は陰陽五行説(「木」「火」「土」「金」「水」の五行)の「金」にあたり、この「金」の作用を滅するといわれる「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。そして最後は、豆を人間が食べてしまうことにより、鬼を退治した、ということになるわけですが、当方では、殻付きピーナッツを2個づつティッシュにくるみ、投げ合いました。
そのあとは、拾い集め、しっかりと皆で歳の数?????だけいただきました。

 「鬼は~外」「福は~内」
皆で大騒ぎをして、心の鬼を打ち払いました。